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Branding

植物空間ブランディング 愛和川越ウエストクリニック

2020.01.08 Works

「川越にすごい病院がある、もう8万人も赤ちゃんが生まれているんだ。」


愛和川越ウエストクリニックのブランディングプロジェクトは世界的に有名な建築家、手塚貴晴氏の声かけからはじまりました。空間設計を依頼されていた手塚氏は、依頼主である愛和病院の45年以上にわたる歴史、グループ一丸でのサポート体制、地域への貢献を目の当たりにし「このブランドをしっかりと伝えるべきだ」と考えました。

1973年以来「出産」をコアに妊婦さまとお子さま、そしてご家族全員の健康をサポートするため、新たな取り組みを続けてきた愛和病院グループのさらなる一歩を伝えるものとして、スタートしたのが愛和川越ウエストクリニックのブランディングプロジェクトです。

命を育む空間に、植物の力を

ブランディングという言葉が一般的になった今でも、その言葉の認識はそれぞれです。

ブランドの語源は英語「brand」からの外来語。 「brand(ブランド)」の語源は、焼印を押す意味の「Burned」からきています。ブランディングとは、表面的なものでお化粧をしてよく見せるような操作ではなく、そのものの素晴らしさを適切に伝えてゆくコミュニケーションデザインのことだと私たちは考えています。

木を使った空間デザイン、愛の広がりを象徴する丸にハートマークが隠されたロゴマークに印象的なコピーライティング。スタッフの方々のユニフォームは植物で染められたナチュラルカラー。袖や裾部分はまぁるくカットされており、愛和病院の愛の輪が広がというメッセージがユニフォームの形にも隠されています。

植物で表現するブランディング

こだわりぬいたブランディングチームのクリエイティビティに、植物の力を持たせることで唯一無二の世界観が完成します。

世界に一つずつしかないアクアリウム「コロニー」は共に生きるあたたかさを表現し、夫婦円満・ご縁が切れないとされている縁起の良い梛(なぎ)の木がエントランスでお客様をお迎えいたします。

3階4階のブレンドアロマもオリジナルで制作し、病院に訪れる緊張感を緩和させる試みをしています。

訪れたい場所株式会社は、たくさんのクリエイターの方々と共に「訪れたい場所」となるための空気をつくってまいります。

愛和川越ウエストクリニック

住所:埼⽟県川越市脇田本町1-5 川越ウエストビル 3F
産婦⼈科/ 4F小児科・アレルギー科

TEL:049-220-8811
URL: http://westclinic.aiwahospital.or.jp/

内装設計:手塚建築研究所 / 手塚貴晴+手塚由比

ブランディング:手塚建築研究所➕訪れたい場所株式会社 古長谷莉花

植栽計画プロデュース:植物生活ボタニカルラボ 古長谷莉花

ハーブ空間デザイン:NEROLIDOL 猪飼牧子

コロニー作品制作:re:planter 村瀬貴昭

コピーライティング:meet & meet 小藥元

サイン計画、グラフィックデザイン:EDING:POST 加藤智啓

ユニフォームデザイン:伊藤佳史

テーマソング:シンガーソングライター&ピアニスト 村上ゆき

施工:乃村工藝社  高田和哉 一万田隼人