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植物情報 / Report

世界三大パワースポット 聖なる大地セドナの植物たち

2019.12.23 Journal

私はブランドプロデューサーとして新しいビジネスやブランドづくりのお手伝いをしています。日本中、世界中を巡って様々な情報をピックアップ、新しいプロジェクトを推進しています。

パリ、ロンドン、ニューヨークとロサンゼルスが抜けていますが、今回は都市ではなく私が訪れたボタニカルパラダイスセドナでの感動をシェア!

世界三大パワースポット セドナ

どんなところかというと、あのウォルトディスニーがビックサンダーマウンテンのモデルにした地なのです!セドナってどこ?と思われるかもしれませんね。
知る人ぞ知る【世界三大パワースポット】のセドナはアメリカの西部、アリゾナ州に位置します。

赤茶色いワイルドな山々。乾燥している地域なのにここは驚くほど緑が豊か。それは、セドナの中央を流れるオーククリークは話があるからだと言われています。

気温は初夏でも30度を超えていますが、湿度が低く風もあるため木陰ではとても気持ちいい。セドナでは、ボルテックスという【エネルギーの渦】が存在するとされています。

うーーーーん、ちょっと怪しい。

と思っていましたが、ここに来るとその景色にやはりなんだか特別なものが流れているのでは?と思わずにいられません。その一つがこれ。セドナでは樹木がなんだかありえない方向にねじれているんです。ぐるぐるぐるり。

日本では決して見ることのできない光景。一つ一つの植物の表情がとても豊かです。曲がっている幹は、まるでお辞儀をして「いらっしゃい」もしくは「おかえり」と言ってくれている気すらします。6日間ずっと、断崖絶壁をトレッキングしました。

滞在期間中、一度も雨は降りません。地面もカラカラ。セドナの大地は昔海底だったため砂浜のような柔らかくサラサラした砂です。もちろん、雨など全く降らないし激しい乾燥…土のどこにも湿度は感じられません。

それなのに、オーククリーク川から離れたレッドロックのてっぺんにも青々とした葉が茂る樹木。たくさんのサボテンはもちろん多くの植物に出会えるから不思議です。

サボテンの棘

大好きなサボテン。私は育てるのが実は苦手なサボテン…なぜだか何度もハートのサボテンに出会いました。

かわいいなぁと思って手を出してはいけませんでした。ものすごく鋭いトゲの横に油断させるふわふわの毛ではなくこれもトゲ。うっかり刺さると抜けない仕様になってます;;刺さりました…逆刺の棘ですね。ウチワサボテン類なのだと思いますが、この種は指などに刺さると枝から抜けて取り出しにくく非常に厄介なのを忘れていました。オプンティア属でななかろうか。

ちなみに多肉植物とサボテンの違いとは刺の付け根に刺座(areole:アレオーレ)があることです。サボテンの仲間(科)だけで5,000種以上あるので、多肉植物の中でもサボテンは別で分類されているのだとか。サボテンの中には進化?して棘がなくても刺座だけかあるものもあります。

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特別な場所に許される建築物とは

この地には様々な思い出世界中から多くの人が訪れます。ある人は大自然を堪能しに。ある人はパワースポットのエネルギーチャージに。ある人は瞑想をしに。

こちらは有名なホーリークロス教会。なんとも美しい佇まい!セドナの建築物は緑と茶色というルールがあります。人工物と自然が美しく共生できる工夫がされているのです。マーガレット・ブルンスウィヒ・ストードによって設計され1957年に竣工されたものです。

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祈る、というのは私たちの生活にあまり馴染みのないことになっていますね。日々忙しく、何かをのんびり振り返ることも。目の前のことに追われて大切なことへ思いをはせることも少ないのでは?

私はヨガをしていますが、一度も瞑想ができたことはありませんでした。「頭の中を空っぽにして」と言われてもいろいろな思いや考えが浮かんでしまい…

ところが、セドナでは驚くほど頭をクリアにすることができ人生で初めて「瞑想」なるものができたと思います。数十年前から変わらずセドナでは電波の届かないエリアがかなり多く残っています。そのおかげで完全なる電磁波デトックスできました。携帯チェックを丸っと1日しなくても済むのなんて、何年ぶりだろう。これも、とても大きい要因だと感じます。

東京に戻流といつも感じること。
この街は刺激的で魅力的だけれど、ノイズが多すぎる。

私が考えていることは、本当に私の考えだろうか?
私が感じていることは、本当に私の感覚だろうか?

しっかりと地に足をつけたいと願うときいつも助けてくれるのは植物たちです。